出版・研究業績
出版実績
販売:日本経営合理化協会(全国経営者セミナー講演映像)
出版:2021年1月
アニメやマンガ、ゲーム、プロレス…日本のオタク商品は、未曾有のブルーオーシャン!世界を市場に成功したオタク経済圏の変遷と拡大、デジタル化で加速する新局面を説く
教科書採用実績
教育実績
慶應義塾大学経済学部 非常勤講師
2022年度春学期エンターテイメントビジネス論
2023年度春学期エンターテイメントビジネス論
”Entertainment Business Strategy”
2017年度冬季集中講義
2018年度冬季集中講義@Singapore
2019年度冬季集中講義@Singapore
2020年度冬季集中講義
<講義コース内容:Sample>
Vol. 1: Market Overview-Summary
Vol. 2: Business Strategy-Anime
Vol. 3: Business Strategy-TV/OTT
Vol. 4: Industry Initiators' Interview-OTT
Vol. 5: Business Strategy-Performing Arts
Vol. 6: Industry Initiators' Interview-Arts
Vol. 7: Business Strategy-Advertise
Vol. 8: Industry Initiators' Interview-Arts
Vol. 9: Workshop(1)
Vol.10: Workshop(2)
Vol.11: Workshop(3)
Vol.12: Business Strategy-Game
Vol.13: Workshop(4)-Presentation
Vol.14: Workshop(5)-Presentation
Vol.15: Key Takeaway
ケーススタディ
エンターテイメント業界における経営改革事例をケーススタディにして学術界・産業界への貢献をしております
<早稲田大学商学学術院IT戦略研究所>
■20代社長のテーマパークV字回復~経営権争奪戦下での伊豆シャボテン公園の改革事例~
小松裕介は静岡県伊東市の伊豆シャボテン公園の取締役就任後の2009年から2014年にかけて、テーマパークとしては珍しい20代社長でのV字回復を実現した。その裏側には緻密なマーケティングやエリア戦略、スタッフマネジメントもあるが、なにより「環太平洋のリゾート王」「長銀をつぶした男」と言われる高橋治則のリゾート遺産を巡って、「平成の牛若丸」山口敏夫の支援を受けながら「ソープランドの帝王」瀬川重雄との熾烈な経営権争奪戦があった。テーマパークの事業再生ケースであると同時に、株式会社の経営権根拠について考えさせられる事例である。
桂三輝は130年ぶりに出た歴史上2人目の「外国人落語家」である。カナダの劇作家から日本渡航し、落語に魅せられ37歳で桂三枝に弟子入りし、日本伝統産業の担い手となるまでの彼の人生の軌跡を描くとともに、自らの落語公演を合同会社として事業化して2019年に米国ニューヨークのブロードウェイで「Eigo RAKUGO」興行を展開するもコロナによるロックダウンで中止となるなかでビジネスモデルを転換していくプロセスを追っていく。1人芸である落語をどうライブパフォーマンスとして事業化させながら、グローバル展開・事業環境リスクへの対応していくか、ビジネスモデル形成の一事例として示唆に富んでいる。
劇団飛行船は、創業55年を超える日本最古の人形劇団の一つである。バンダイ、ソプラティコ、ブシロードと資本を変えながら幾度となく経営危機を乗り越えてきた矢先に、コロナウィルス感染症により半年もの間、興行ができないという危機に直面している。果たしてこれまで半世紀以上も経営改革を続けてきた劇団が、このライブ・コンテンツ絶滅期をどう乗り越えることができるのか。
ブシロードは、日本国内でトレーディングカードゲーム(TCG)専門会社として知られてきた会社である。2017年10月、同社の創業者兼代表取締役社長であった木谷高明は一つの決断を行った。それは創業者でありながら、自らを「降格」し、代表権を部下に与えるというものだった。彼は2014年から3年強にわたってシンガポールに転居しながら、日本本社の指揮をとってきた。BanG Dream!という彼自身プロデューサーとなって手掛けてきたコンテンツが17年春に大きく開花し、19年にIPOを迎えるにあたっての証券会社対応も始まるこの時期に、それらの日本発コンテンツがどうやってグローバル化していくか、自分自身が一体何に注力すべきかを悩んでいた。降格はその課題に応える、一つの回答であった
新日本プロレスはプロレスの始祖、力道山の弟子であるアントニオ猪木が日本プロレスを脱退して1972年に設立した団体である。テレビ朝日をスポンサーとして金曜日午後8-9時という視聴者数の多い時間帯の看板番組として1986年まで中継放映され、その勢いで売上は1997年の39億円に至るまで伸び続けてきた。だが、それ以降は凋落の一途をたどり、2011年に11億円となるころには、すでに深夜帯で30分まで短縮された番組放送の中止や団体としての存続の危機といった状態まで陥っていた。しかし、新日本プロレスがその後復活を遂げて、2018年度には売上49億円と最高収益に到達することとなった。その契機は2012年1月のブシロードによる買収である。さらに、新日本プロレスは、国内の基盤が整ったとみて、グローバル化にも本腰を入れようとしていた。
学会講演実績
Replaying Japan 2021(English Conference)
時期:August 9-13, 2021
テーマ:Mobile Globalization of Japanese Game Company
日本の家庭用・モバイルゲーム会社の海外展開(輸出・ライセンスアウト・拠点展開)について研究結果を発表しました
日本ビジネスモデル学会
時期:Mar 24, 2021
日本コンテンツの海外開拓・アニメの動画配信による新市場創造など、海外での IP 展開事例などを交えて議論